ハコスコエンジニアブログはじめました

はじめまして、ハコスコ開発マネージャーでラッパーの @ill_hhd です。

かわいいダンボール製VRゴーグルで有名なハコスコは、2014年の創業以来、360度コンテンツ配信サービスのハコスコストアを基軸に数々のプロダクトやサービスを生み出してきました。

かわいいダンボール製VRゴーグル
かわいいダンボール製VRゴーグル

だけど、技術的にはどんな取り組みがあるんだろう?開発チームは一体何をやっているんだろう。どんな課題に直面し、解決しているのか。
今後このブログではそんな疑問にお答えし、アンダーグラウンドだったハコスコ開発のリアルをオーバーグラウンドに引き上げていきます。

今回は初回なので特定のプロジェクトや開発課題に注目せず、直近2年間(僕がハコスコにジョインしてから)で行った開発の中から独断と偏見のキュレーションをしてみました!いきなりダイジェスト!

2017年のプロジェクト(一部)

2017年もいろいろありましたね。R&Dの毛色が強く見えます。

では昨年、2018年はというと大小15以上のプロジェクトが走りました。 下記は特にチャレンジとなったものを箇条書きで抜粋。

2018年のプロジェクト(一部)

  • Vue.jsを用いたSPA開発
  • 開発のアジリティとスケーラビリティの追求に向けたインフラアーキテクチャの変更 - AWS ECS Fargateの採用
  • サーバーレスアーキテクチャを採用したWebVRポータル
  • StripeBillingによる定期支払の導入
  • 360度カメラInsta360とのインテグレーション
  • WebRTCを用いたVRコンテンツ同時視聴システム
  • SR / ポータブルSR

2018年はチーム体制が整ってきたことや事業の方向性がより明確になってきたことから、持続的な開発を取り巻く環境整備の観点でのプロジェクトもいくつか立ち上がりました。 採用された技術要素も多岐に渡ります。

またその他にも映像制作の側面においてフォトグラメトリーを駆使したコンテンツの配信も行いました。

フォトグラメトリー”を駆使して現実を3Dで再現「長崎の教会群 www.moguravr.com

これだけ見てもハコスコの開発は多種多様です。R&D的な側面を強く持ちつつ、当然サービス/事業の拡張の観点での開発があり、これらがエコシステムとなり回っています。
未開拓な事業領域にチャレンジするスタートアップとして、アカデミアに起源を置くスタートアップとして、かなり特殊な少人数開発チームのなかなか世に出ないレア・グルーヴな開発風景がお届けできればと思います。プロジェクト、チーム改善、開発Tipsのクローズアップに乞うご期待。

最後に、代表藤井 の創業当時のインタビュー記事で締めたいと思います。

未来がつまらないなら自分で作ればいい~社会脳研究の第一人者が仮想現実プラットフォーム『ハコスコ』を作った理由【連載:匠たちの視点-藤井直敬】 - エンジニアtype | 転職type